WordPressのサイトで日本語だけではなく英語にも対応させる為に、qTranslate というWordPressプラグインを導入しました。ポイントや導入作業を記録しておきます。
はじめに
WordPressで多言語対応させる方法は、①自動翻訳、②各言語用にコンテンツを用意して切替利用、の2種類があるようです。
今回、私がWordPressサイトの多言語化を行う目的は、英語で記載する事によって自身の英語力を向上させる事と、世界中の人にアクセスしていただく事、になります。よって、「②各言語用にコンテンツを用意して切替利用」導入する事にします。
なお、WordPressプラグインでは主要なもので、有料の「WPML」と、無料の「qTranslate」があります。私は「qTranslate」を使う事にしました。
導入バージョン
導入バージョンは以下になります。
- WordPress 3.5.1
- qTranslate 2.5.34 (WordPress 3.5対応)
プラグイン設定
手順は、通常のプラグイン導入方法(qTranslate のアーカイブをダウンロードし、plugins ディレクトリに配置、WordPress管理画面から有効化)した後に、qTranslateの設定を行います。
「設定」メニューから「Languages」をクリックすると、「Language Management (qTranslate Configuration)」画面が表示されます。この画面で以下の設定を行いました。
- Languages
- 「日本語」と「English」を有効にする(Enable をクリック)。それ以外は無効にする(Disableをクリック)。
- 日付表示がおかしくなっているので、各言語の Edit をクリックし、「Date Format」と「Time Format」を修正。日本語の場合は、「Y年m月d日」と「H:M」にすると正常に表示されるようになりました。
- General Settings
- 「日本語」を Default Language に変更。
- Advanced Settings
- 「URL Modification Mode」は、デフォルトの「Use Pre-Path Mode (Default, puts /en/ in front of URL)」を選択。
使い方
投稿や固定ページ、カテゴリは、日本語フィールドの他に、English用のフィールドが表示されます。それぞれの言語に合わせてフィールドに記載します。(分かっていましたが、この多言語記載は大変です・・・。)
また、サイトのタイトルやサイトの説明などのフィールドもバイリンガル対応する方法としては、以下のタグが用意されています。
- [:ja]日本語
- [:en]English
参考
※今は、qTranslate で WordPress 3.5 に対応しているので、必要な作業は減ったようです。