WordPress高速化へ向けて、昨日は「W3 Total Cache」で挫折したので、別のPluginを探す事にしました。
昨日から調べている中で、「WP Super Cache」も候補として頭に残っていたので、早速試してみました。
結果は、劇的に早くなりました。
設定方法と測定結果を以下に記載します。
設定方法
手順は以下になります。簡単です。
- プラグイン(zip)をダウンロードし、解凍後、wp-contents/pluginsに配置
- プラグインを有効化
- wp-contentディレクトリを777パーミッション
- wp-config.php に、WP_CACHE有効化の1行を追加
- WP Super Cache の設定で、キャッシング利用
- wp-contentディレクトリのパーミッションを元に戻す
以上の手順だけで、WordPressの表示速度がかなり速くなりました。結果が早く分かるのは素晴らしいです!
測定結果
WP Super Cache で、キャッシングを停止している時と、キャッシングを利用している時のパフォーマンスを、ApacheBenchで測定した結果が以下となります。
No | 状況 | Time taken for tests(seconds) | Requests per second(#/sec) | Transfer rate(Kbytes/sec) | Connection Times(ms) min Total | ConnectionTimes(ms) max Total |
1 | Cache停止 | 22.228 | 4.50 | 142.86 | 313 | 22228 |
2 | Cache停止 | 12.753 | 7.84 | 248.99 | 333 | 12105 |
3 | Cache停止 | 12.485 | 8.01 | 254.34 | 364 | 1850 |
4 | Cache利用 | 0.549 | 182.15 | 5815.24 | 9 | 204 |
5 | Cache利用 | 0.421 | 237.43 | 7580.06 | 8 | 90 |
6 | Cache利用 | 0.468 | 213.80 | 6825.54 | 8 | 136 |
7 | Cache停止 | 12.737 | 7.85 | 249.31 | 413 | 2615 |
8 | Cache停止 | 12.767 | 7.83 | 248.72 | 438 | 1751 |
9 | Cache停止 | 31.331 | 3.19 | 101.35 | 318 | 31331 |
キャッシングを停止している時は遅い結果となり、キャッシングを利用している時は早い結果となりました。とても分かりやすいです。念の為、再度キャッシングを停止してみたら、ちゃんと遅くなりました!
WordPressの高速化チャレンジは、WP Super Cache で解決かな。