Nagios の基本的な構成について、あらためて見直した部分を記録しておきます。
Nagios設定ファイルの整理
Nagiosの設定ファイルは、デフォルトでは /usr/local/nagios/etc 配下に配置されています。
cgi.cfg | CGI関連の設定ファイル |
nagios.cfg | Nagios全体の設定ファイル |
resource.cfg | リソース関連の設定ファイル(編集の機会は少なさそう) |
objects/commands.cfg | 監視コマンドの定義がされている設定ファイル |
objects/contacts.cfg | 通知用の定義がされている設定ファイル |
objects/templates.cfg | CONTACT、HOST、SERVICEのテンプレート |
objects/timeperiods.cfg | 監視を行う時間帯が定義されている設定ファイル |
また、objectsディレクトリ内では、デフォルトで監視ノード毎のサンプル設定ファイルや、本番用localhostの監視設定ファイル、hostgroup定義(group.cfg)が配置されています。必要に応じて、メインファイルである nagios.cfg と合わせながら、不要な設定ファイルは削除したり、ファイルの整理をしておくと管理しやすくなります。
メール通知
CentOSにNagiosを導入している場合、デフォルトではmailコマンドがインストールされていないので、yumでインストールしました。
yum install mailx
これで、mailコマンドによるメール通知が行えるようになります。
Nagios ログ確認
Nagiosのログは、デフォルトでは、nagios.cfg で以下のように設定されています。
log_file=/usr/local/nagios/var/nagios.log
ログの中身を見ると、タイムスタンプはエポック秒になっているので人には易しくないですが、GUI画面上で参照する場合は、分かりやすい形式でタイムスタンプが表示されます。