Google Maps を使用したAndroidアプリを公開してみたら、地図がうまく表示されないなどの問題がありました。調べてみると、AndroidアプリをGoogle Play で公開する際には、リリース用の電子署名ファイルでMaps APIキーを取得する必要がある事が分かりました。作業内容を記録しておきます。
最初にMaps APIキーを取得した時
最初にGoogle Maps APIキーを取得した時は、以下のように、keystoreを臨時的な感じで作って、フィンガープリント(MD5)を取得していました。
> keytool -list -keystore "デバッグ用のkeystoreファイル"
その後、Androidアプリを完成させ、Google Play に公開する為に署名キーを設定したkeystoreは別途作成していました。この別途作成したkeystoreでGoogle Maps APIキーを取得する必要があった、という事になるようです。
Google Play 公開時のMaps APIキーを取得
まず、署名キーを設定したkeystoreでフィンガープリントを取得します。その際、MD5で取得する必要があるので、以下のコマンドでフィンガープリントを表示させました。
> keytool -v -list -keystore "Google Playへのリリース用の電子署名ファイル"
MD5 のフィンガープリントをコピーして、http://code.google.com/android/maps-api-signup.html からGoogle Maps APIキーを取得しました。
Google Play へ更新版APKをアップ
あとは、Androidアプリ内で設定している「android:apikey」を更新し、AndroidManifest.xml でバージョンをアップした後に、署名付きAPKファイルを作成、Google Play にアップしました。
これで、Google Play に公開したGoogle Maps 利用 Androidアプリでも、地図がうまく表示されるようになりました。