Amazon Web Service EC2 で Ping応答を得られるようにする為の設定について記載します。
Security Group 初期設定
Amazon Web Service EC2 のデフォルトではPing応答が返されません。それはSecurity Group でICMP応答が有効になっていない為です。
EC2を使い始める際には、デフォルトのSecurity Group には SSH接続のみが有効になっています。(SSH のみ、Source が Any で有効になっています。)
Ping応答を有効にする方法
EC2に適用している「Security Group」にて、ICMPルールを設定すれば良いです。
PublicDNSアドレスでPing応答を得たい場合も、ElasticIPを設定している場合でPing応答を得たい場合も同様になります。
Security Group で Ping 応答を得られるようにする為の設定は、大きく2つあります。
- 「Create a new rule」で「Custom ICMP rule」を選択し、「Type」から詳細を選定する方法
- 「Create a new rule」で「All ICMP」を選択する方法。
Ping応答を得たいだけで、ICMPに関する詳細までは制御する必要がない場合は、「All ICMP」で良いと思います。
「Custom ICMP rule」では、ICMPに関する詳細な制御が可能です。
Type プルダウンメニューを展開すると、多くの選択肢が出てきます。スクロールしないと全部を確認できないぐらいです。
結構この辺の設定を気にするケースもあると思いますので、そういった際には非常に使える設定だと思います。