VMware ESXi のゲストOS(CentOS)で USBデバイスを使う方法

ESXi を動かしている物理サーバに差しているUSBメモリデバイスを、VMware ESXi のゲストOS(CentOS)から利用する方法を記載しています。

環境情報

今回の環境情報は以下です。

  • VMware ESXi 5.1
  • USBメモリデバイス:Phison CripDrive(結構古いUSBメモリです)
  • CentOS 6.5

1.lsusbをインストール

ゲストOSであるCentOSに、USBデバイス情報を表示できる「lsusb」パッケージをインストールしておきます。

# yum install usbutils
# rpm -qa | grep usbutil
usbutils-003-4.el6.x86_64
#

現段階で、lsusbを実行すると以下のような感じです。

# lsusb
unable to initialize libusb: -99
#

2.仮想マシンでの設定

次に、vSphere Client から、USBデバイス用の設定を行います。

該当の仮想マシンを選択し、「仮想マシン設定の編集」画面を開きます。「ハードウェア」タブで「追加」ボタンをクリックします。

VirtualMachine_1

「追加するデバイスタイプ」は、まず「USBコントローラ」を選択します。

VirtualMachine_2

コントローラタイプは、今回は「EHCI+UHCI」を選択します。

VirtualMachine_3

終了ボタンを押します。

VirtualMachine_4

USBコントローラが追加されます。次にUSBデバイスを追加する為、再度「追加」ボタンをクリックします。

VirtualMachine_5

「USBデバイス」を選択します。

VirtualMachine_6

物理マシンに接続しているUSBメモリデバイスが認識されているので選択します。

VirtualMachine_7

終了ボタンをクリックします。

VirtualMachine_8

OKボタンを押すと、仮想マシンにてUSBメモリデバイスが認識されます。

VirtualMachine_9

3.ゲストOSでUSBデバイスを利用する設定

ゲストOS側で、dmesg コマンドの表示結果を見ると、USBメモリデバイスが認識されている事が確認できます。

$ dmesg
(中略)
usb-storage: device scan complete
scsi 3:0:0:0: Direct-Access              ClipDrive        1.13 PQ: 0 ANSI: 0 CCS
sd 3:0:0:0: Attached scsi generic sg2 type 0
sd 3:0:0:0: [sdb] 1007616 512-byte logical blocks: (515 MB/492 MiB)
sd 3:0:0:0: [sdb] Write Protect is off
sd 3:0:0:0: [sdb] Mode Sense: 23 00 00 00
sd 3:0:0:0: [sdb] Assuming drive cache: write through
sd 3:0:0:0: [sdb] Assuming drive cache: write through
 sdb: sdb1
sd 3:0:0:0: [sdb] Assuming drive cache: write through
sd 3:0:0:0: [sdb] Attached SCSI removable disk
SELinux: initialized (dev sdb1, type vfat), uses genfs_contexts
$

上記例では、「sdb1」として認識されています。

lsusbコマンドで確認してみます。

# lsusb
Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub
Bus 002 Device 001: ID 1d6b:0001 Linux Foundation 1.1 root hub
Bus 001 Device 002: ID 0d7d:1600 Phison Electronics Corp.
Bus 002 Device 002: ID 0e0f:0003 VMware, Inc. Virtual Mouse
Bus 002 Device 003: ID 0e0f:0002 VMware, Inc. Virtual USB Hub
#

USBデバイスが認識されています。

あとは、USBデバイスをマウントする設定を行います。

# mkdir /mnt/usb
# mount /dev/sdb1 /mnt/usb
# mount
(中略)
/dev/sdb1 on /mnt/usb type vfat (rw)
# ls -la /mnt/usb
合計 8
drwxr-xr-x. 2 root root 4096  2月  9 12:52 2014 .
drwxr-xr-x. 4 root root 4096  2月  9 12:37 2014 ..
#
# cp /etc/hosts /mnt/usb/
# ls -la /mnt/usb
合計 12
drwxr-xr-x. 2 root root 4096  2月  9 12:53 2014 .
drwxr-xr-x. 4 root root 4096  2月  9 12:37 2014 ..
-rwxr-xr-x. 1 root root  158  2月  9 12:53 2014 hosts
#

以上で、USBメモリデバイスが使えるようになりました!

ESXi 5.1 に SSH接続して、コンソールからの操作を試してみる

ESXi 5.1 はデフォルトではSSHアクセスが有効になっていませんが、DCUI((Direct Console User Interface)からSSHアクセス可能な設定を行うことが出来ます。

SSHアクセスが出来ると、コマンドラインからも様々なオペレーションが可能になります。 Continue reading

VMware Horizon View 5.2.0環境のざっくり構築手順

前回、VMware vSphere vCenter 5.1.0環境のざっくり構築手順 で、vCenter環境を構築しましたが、今回はその環境上に、VMware Horizon View 5.2.0 環境を構築しました。

最初「リンククローン」を使おうとしたのですが、色々エラーが出て、対応はするものの、動く環境まで持っていくのは時間がかかりそうだったので、「フルクローン」を使う事にしました。

手順の流れをかなりざっくりですが記録しておきます。

構築環境

構築環境は前回と同じく、HP ProLiant MicroServer 1台環境です。リソースが少ないので処理には時間が掛かりますが、なんとか動きました。

ソフトウェア環境(評価版)は以下です。

ESXi ESXi 5.1.0 Build 838463
vSphere Client 5.1.0 Build 786111
VMware vCenter Server 5.1.0 Build 947673
VMware View Connection Server 5.2.0 Build 987719
VMware View Composer 5.2.0 Build 983460
VMware View Agent 5.2.0 Build 987719
VMware Horizon View Client 5.3.0 Build 1042023

1.VMware View Connection Server のインストール

まず、Connection Server をインストールします。

先行して、VMでWindows Server 2008 R2 と VMware Toolsをインストールし、固定IP設定とAD参加を行っておきます。その後に、ダウンロードしておいた「VMware-viewconnectionserver-x86_64-5.2.0-987719.exe」をサーバ上に配置し、実行します。

ConnectionServer

インストールウィザードの各画面では、「Viewスタンダードサーバ」を選択、「Windowsファイアウォールを自動的に構成する」を選択、などを行ってインストールを終了させます。

2.VMware View Composer のインストール

次に、View Composer をインストールします。View Composer は、既にある vCenter ノードに同居させる形でインストールします。

その後に、ダウンロードしておいた「VMware-viewcomposer-5.2.0-983460.exe」をvCenterサーバ上に配置し、実行します。

Composer

インストール終了後にOSを再起動すると、View Composer サービスが起動します。

3.仮想デスクトップのテンプレートを作成

次に、デスクトップ展開のベースイメージとするWindows7環境を作成し、フルクローン用にテンプレートに変換します。

Windows7 には、VMware Tools と View Agent(VMware-viewagent-x86_64-5.2.0-987719.exe) をインストールします。

ViewAgent

その後で、Windows Updateで最新にしておきます。

その後、フルクローンで使う為、Windows7 をパワーオフして、「テンプレートに変換」します。

4.VMware View Client をアクセス端末にインストール

仮想デスクトップ(Windows7)にアクセスする端末に、View Client(VMware-viewclient-x86_64-5.3.0-1042023.exe)をインストールします。

ViewClient

インストール後に、アクセス端末の再起動が必要です。

5.VMware Horizon View Administrator 設定

次に、View Administrator 管理画面に接続し、設定を行います。

ブラウザで、Connection Server に https でアクセス(https://ConnectionServerアドレス/admin)すると、以下のログイン画面が表示されます。

ViewAdministrator

評価用ライセンスを設定し、vCenter Server 設定を追加します。(すみません、細かい個所は省略します)

ViewAdministrator vCenter

その後、左ペインの「インベントリ」ー「プール」画面からデスクトッププールを追加します。

追加ウィザードの後にしばらく待つと、「インベントリ」-「デスクトップ」画面で、ステータスが「使用可能」になります。(リンククローンで設定する際にここでエラー状態になりました。色々対応してみましたが治らなかったので、今回はフルクローンにしました。)

ViewAdministrator デスクトップ

以上で、サーバー側の設定は一旦完了です。次にアクセス端末からVDI接続してみます。

6.VMware Horizon View Client 接続確認

VMware Horizon View Client を起動します。

HorizonViewClient

「接続」ボタンをクリックし、認証情報を入力すると、接続するデスクトップの選択画面が表示されます。

HorizonViewClient デスクトップ選択

デスクトップを選択して「接続」ボタンをクリックすると、仮想デスクトップに接続できます。

VDI ログイン画面

VDIログイン

この画面が確認できた時はうれしかったです。Citrixで構築した事はあったのですが、VMware View は初めてでしたので。

やっと動く環境が出来たので、時間がある時に色々確認してみようと思います。

VMware vSphere vCenter 5.1.0環境のざっくり構築手順

久しぶりにVMware vSphere環境を検証環境として構築しました。ESXi をインストールし、ゲストOSとしてAD環境を構築し、vCenter をインストールしました。

手順の流れをかなりざっくりですが記録しておきます。 Continue reading