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コンテンツ管理システム(CMS) Drupal 7.23 のインストール方法

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Drupal は、PHPで開発されているOSSのコンテンツ管理システム(CMS)です。今回、Drupalを触る機会がありました。私は普段はWordPressを触っているので、別のCMSを扱うのは新鮮でした。

1.Drupalバージョン

今回触ったバージョンは現時点の最新である「7.23」と「6.28」ですが、ここでは「7.23」で記載しています。

システム構成は、apache、php、MySQL です。これがDrupalでの標準構成です。DrupalはPostgreSQLなども対応していますが、情報が極端に少ない感じがしますので、apache、php、MySQL構成で良いと思います。

2.ミドルウェア構成

前述のとおり、apache、php、MySQLの構成となります。apache、php について触れておきます。

apache では、mod_rewrite モジュールが必要になります。

httpd.conf で、以下の設定を有効にします。

LoadModule rewrite_module modules/mod_rewrite.so

mod_rewrite が有効になっているかどうかは「httpd -M」での出力結果(動的モジュール確認)で確認できます。

# /usr/local/apache2/bin/httpd -M
Loaded Modules:
 core_module (static)
 so_module (static)
 http_module (static)
 mpm_event_module (static)
 (中略)
 rewrite_module (shared)
 php5_module (shared)
#

上記載のように、「rewrite_module」が表示されれば、mod_rewrite は有効になっています。
php(sourceからインストール)では、configure オプションで、PDOを指定します。以下がMySQLとPostgreSQLでの指定例です。指定するのは利用するDBのものだけで結構です。

./configure --with-pdo-mysql --with-pdo-pgsql

では、次からDrupalのインストールをしていきます。

3.Drupal のアプリを配置

Drupal をダウンロード・解凍して、apache のディレクトリに移動します。

# cd /usr/local/src
# wget http://ftp.drupal.org/files/projects/drupal-7.23.tar.gz
# tar zxvf drupal-7.23.tar.gz
# mv drupal-7.23 /usr/local/apache2/drupal
# cd /usr/local/apache2/drupal
# mv scripts /root (scripts はWeb公開する必要はないので、別の場所に移動)
# cd /usr/local/apache2
# chown -R root:daemon drupal

あとは、apache側(httpd.conf)で、/usr/local/apache2/drupal を公開する設定を行います。

次は、MySQLでデータベースを作成します。

4.MySQLでDBの準備

まず、データベースを作成します。

# mysql -u root -p
mysql> show databases;
+--------------------+
| Database           |
+--------------------+
| information_schema |
| mysql              |
| performance_schema |
+--------------------+
3 rows in set (0.02 sec)

mysql> create database drupal default character set utf8 collate utf8_general_ci;
Query OK, 1 row affected (0.00 sec)

mysql> show databases;
+--------------------+
| Database           |
+--------------------+
| information_schema |
| drupal             |
| mysql              |
| performance_schema |
+--------------------+
4 rows in set (0.00 sec)

mysql>

次に、アカウントを作成し、権限を与えます。

mysql> create user 'drupal'@'localhost' identified by 'hogehoge';
Query OK, 0 rows affected (0.05 sec)

mysql>
mysql> GRANT SELECT, INSERT, UPDATE, DELETE, CREATE, DROP, INDEX, ALTER, LOCK TABLES,CREATE TEMPORARY TABLES ON drupal.* to 'drupal'@'localhost' identified by 'hogehoge';
Query OK, 0 rows affected (0.01 sec)

mysql>

作成結果は、以下のSQL文で確認できます。

mysql> select user,host from mysql.user;

以上で、DB側の準備は一旦完了です。

5.Drupal で settings.php の準備

以下の操作で、Drupal 設定ファイルである「settings.php」を用意します。

# cd /usr/local/apache2/drupal/sites/default
# ls
default.settings.php
# cp -ar default.settings.php settings.php
# ll
合計 48
-rw-r--r--. 1 root daemon 23202  8月  8 11:04 2013 default.settings.php
-rw-r--r--. 1 root daemon 23202  8月  8 11:04 2013 settings.php
# chmod a+w settings.php
# ll
合計 48
-rw-r--r--. 1 root daemon 23202  8月  8 11:04 2013 default.settings.php
-rw-rw-rw-. 1 root daemon 23202  8月  8 11:04 2013 settings.php
#

なお、settings.php で設定したパーミッションは、インストール後に元に戻します。

次に同じ場所に「files」ディレクトリを作成します。

# pwd
/usr/local/apache2/drupal/sites/default
# mkdir -p files
# chown -R root:daemon files
# chmod 777 files
# ll
合計 52
-rw-r--r--. 1 root daemon 23202  8月  8 11:04 2013 default.settings.php
drwxrwxrwx. 2 root daemon  4096 11月  7 15:57 2013 files
-rw-rw-rw-. 1 root daemon 23202  8月  8 11:04 2013 settings.php
#

次からが、ブラウザでのインストールプログラムの実行になります。

6.Drupalインストール

いよいよDrupalのインストールになります。

drupal を配置し、apacheで公開したURLに、ブラウザでアクセスすると、以下のような画面が表示されます。

Drupal 7.23 インストール画面

そのまま「Save and continue」ボタンを押下します。

次の「Choose language」では、Englishのみが選択できます。(日本語化でまとめられたDrupalでは日本語が出てくるかも。)

choose-language

次の画面である「Verify requirements」は問題がなければバイパスされます。問題があれば、その内容が表示されますので、修正します。

次の画面「Database configuration」では、PHPから使えるDatabaseタイプが表示されるので、Drupalで利用するDBを選定し、データベース設定を行います。

database-configuration

「ADVANSED OPTIONS」をクリックすると、データベースのホスト名やポート番号、表のprefixを指定できます。

DB Advanced Options

「Save and continue」ボタンをクリックし、問題がなければ、Drupal のインストールが始まります。しばらく待ちます。

drupal-install

インストール処理が終わると、「Configure site」画面が表示されます。

configure-site

「All necessary changes to sites/default and sites/default/settings.php have been made, so you should remove write permissions to them now in order to avoid security risks.」と表示されるので、以下のようにパーミッションを設定します。

# cd /usr/local/apache2/drupal/sites
# chmod 755 default/
# chmod 644 default/settings.php

その後、「Configure site」画面をリロードすると、表示されていた注意メッセージは消えます。

画面上で「SITE MAINTENANCE ACCOUNT」などの情報を埋めて、「Save and continue」ボタンをクリックします。

問題がなければ、以下のようにインストール完了画面が表示されます。

install-complete

私はDBのところで少しハマりました。

「Visit your new site.」リンクをクリックすると、何もエントリがないDrupalのWelcome画面が表示されます。

Drupalのインストールの流れはこのような感じです。

ちなみに、PostgreSQLをバックエンドで利用するDrupal 6.28 のセットアップも行ったのですが、ちょっと大変でした。MySQLとの組み合わせのほうがナレッジがあって良いと思います。

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